知らなかった不動産用語5選

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こんにちはwiccheeです。

不動産業界に転職して、もうすぐ1年・・・

不動産に興味がある(転職?または購入?)という方へ、業界のなかでは当たり前のことでも、

初めての方にはわからないだろうな、という「不動産用語」を、

どちらかというと、初心者よりの僕から紹介していきます。

1.「住宅ローン減税」

聞いたことある人はけっこう多いかもしれません。ちなみに僕は聞いたことありませんでした(笑)

住む家を、ローンを組んで買ったときに受けることができる、税制上の優遇措置ですね。

年収が多い人ほど恩恵が大きいです。逆に少なければあまり恩恵を感じられません。 購入する物件価格でも変わってきます。

年末の住宅ローン残高の1%を上限に、10年間で、最大400万円、所得税または住民税の一部から控除を受けることができます。さらに2021年の9月末(注文住宅新築の場合)または11月末(分譲住宅取得の場合)までの契約令和4年までに入居で、3年間延長されます(最大80万)。

コロナ禍により、要件の拡充や期間の延長があり、現在とても複雑な形になっています。覚えるのめちゃくちゃ大変でした(笑)

今の優遇条件での契約期間がもうすぐ迫っているので、購入を考えている方は、早めに決めたほうがいいですよ!(営業スマイル)

2.「壁芯(かべしん)面積」「内法(うちのり)面積」

区分所有マンションで使われます。最初に見たとき、「これなんて読むの・・・?」でしたね。へきしん?ないほう?(実はへきしんでも合ってます)何が違うの?ということで、簡単ではありますが、解説していきます。

壁芯面積・・・壁の中心から図った部屋面積。なので、目視できる部屋面積よりも広くなる。

内法面積・・・壁の内側から図った部屋面積。なので、目視できる実際の部屋面積。別の言い方にすると、家具とか置いたり、実際に使うことのできる面積。

大きさは 壁芯面積 > 内法面積 になります。

なぜ使い分けているのかというと、法律によって使い分けが必要になってくるからです。詳しく話すと長くなってしまいますので、またの機会にお話ししようと思います。

マンションのパンフレットに書かれている床面積は基本的に壁芯面積で書かれています。

住宅ローン控除などの税制優遇で使われるのは、内法面積になりますので、気を付けてください。(パンフレット上では40㎡以上なのに、内法面積が40㎡以下だから住宅ローン控除が使えない、とか実際にあります)

3.「坪単価」

「坪」という単位は多くの方がご存じだと思います。僕も知っていました。

広さで言うと、1坪≒3.3㎡くらいです。10坪だと33㎡くらいなので、マンションで言うと、だいたい狭めの1LDKくらいになります。

そして坪単価というのは、その一坪あたりの単価になります。そのままの意味ですね。

不動産業界では、多くがこの坪単価を指標としてます。これは購入検討する側になると、意識されている方は多くないです。

基本的に、僕もそうでしたが、物件を買うときにはその価格しか見ませんので、単価が高いとか、安いとか、、、自分が買えるかどうかなので、あまり気にしないですよね。

しかし、この坪単価を知ることによって、物件の広さによらず、その地域での相場を知ることができます。

なので、同じ地域で買おうと迷っている物件がいくつかあり、その物件が割高なのか、割安なのか判断することができるようになるので、判断できる材料が増えるということになります。

4.「DINKS(ディンクス)」「DEWKS(デュークス)」

やたらと使います。(昔から?最近?)DINKSマンションとかよく言います。

それぞれ、「Double Income No Kids「Doule Employed With Kids」の頭文字からそう呼ばれているみたいです。

意味は、「DINKS」が【子供を持たず共働きしている夫婦】。「DEWKS」が【子育てしながら共働きしている夫婦】です。

ちなみに、都心部で利便性の良い場所とかだと、単身向けのマンションとか、DINKS向けのマンションとか、いわゆるコンパクトマンション(1LDK~2LDKの30~60㎡の間取り)が多いです。郊外にはほとんどありません。

5.用途地域

これは宅建試験の勉強をするなかで、初めて知った知識です。

家を買うときに、この用途地域を意識することで、将来的にどういった建物が建つ可能性があるのかがおおよそわかるので、知っておいて損はないと思います。

用途地域とは簡単に言うと、

国・地方自治体が、きれいな街づくりをするために、制限をしている。

という認識でよいかと思います(間違っていたらスミマセン)。

例えば、第一種低層住居専用地域というものがありますが、その地域には、高い建物や、コンビニなどの店舗も建てることができないので(厳しく規制されている)、背の低い一戸建てが立ち並ぶ地域になります。俗にいう、閑静な住宅街というものは、この地域に指定されていると思います。

逆に、商業地域と呼ばれる地域では、

主として商業その他の利便を増進するため定める地域

引用元:都市計画法第9条10項

と定義され、ほぼ規制がないため、大きい商業施設や、大きいビルが立ち並び、にぎやかで活気のある地域になります。少ないとは思いますが、戸建て住宅を建てることもできます。

用途地域には13種類ありますが、それぞれの地域で制限がありますので、「ここは将来的に高い建物が建つ可能性があるからやめておこう」とか、「ここなら景観が保てそうだな」とか、長い間住むのであれば、必ず確認しておくことをおススメします。

まとめ

  1. 「住宅ローン減税」
  2. 「壁芯」「内法」
  3. 「坪単価」
  4. 「DINKS」「DEWKS」
  5. 「用途地域」

以上、知らなかった不動産用語でした!

この言葉を覚えたからと言って、どうにかなるわけではありませんが(笑)、

知っておいたら話がスムーズに理解できる?かもしれません。

他にもまだまだありますが、長くなりすぎるので、今回はよく使われる言葉を紹介しました。

またすこしづつ紹介していこうと思いますので、ぜひ参考にしていただければと思います。

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