こんにちは、wiccheeです。
前回紹介しました、「不動産業界に入って初めて知った用語」のパート2です。
↓前回紹介した5選↓
- 「住宅ローン減税」
- 「壁芯」「内法」
- 「坪単価」
- 「DINKS」「DEWKS」
- 「用途地域」
またまた不動産を探す際の参考になればと思います。
1.「RC造」「SRC造」
マンションでよく見かけます。それぞれ「アールシーぞう」「エスアールシーぞう」と読みます。
RC造・・・鉄筋コンクリート造
SRC造・・・鉄骨鉄筋コンクリート
どちらの構造も、遮音性・耐震性・耐久性・断熱性・耐火性について優れています。
特に、SRC造はRC造+鉄骨なので、より優れている構造になっています。
ごく一般的なマンションではRC造を採用しており、
高層マンションになるとSRC造を採用していることが多いです。
SRC造のほうが建築コストがかかりますので、
物件の価格も当然上がりますし、賃貸物件でも賃料は高くなるので、
そういったところの違いがあります。
2.「直接基礎」「杭基礎」
基礎の違いになります。
それぞれ地盤の違いから、基礎の作り方が違います。
直接基礎・・・地盤が固いところで使う基礎
杭基礎・・・地盤が柔らかいところで使う基礎
大雑把にいうとこんな感じです。
直接基礎はそのまま地盤につくるものですが、
杭基礎は固い地盤まで杭を打って、そこで固定するつくりになってます。
どちらもしっかりとした基礎になりますが、
災害のリスクを考えると、直接基礎のほうが安心感はあると思います。
3.「乾式壁」「コンクリート壁」
あまり聞きなれない言葉ですよね。
主にマンションの隣住戸との間の壁に使われています。
よく戸境壁(こざかいかべ)とも言われています。
乾式壁は、軽量化するために、石膏ボードを使った壁になり、
高層マンションなどではよく用いられています。
最近では高層でないマンションでも使われるようになっていると思います。
コンクリート壁は、そのままコンクリートで作られた壁になります。
どちらのタイプでも、遮音等級と言われている、一定の性能を有しており、
同じ等級であれば、特に差はないので、どちらの壁でも変わりません。
昔はよく乾式壁だと遮音性が弱いとか言われていたようですが、
それはもう昔の話ですので現在では全く問題ありません。
4.「クッションフロア」
床材のひとつで、塩化ビニールでできており、安価なのも特徴です。
水をはじく素材なので、キッチンや洗面所にも使われることが多いです。
さらに手軽にリフォームできるので、よく賃貸物件だと使用されているイメージです。
耐久性も低く、安っぽく見えたりするので、個人的にはあまり好みではないです。
5.「耐震構造」「制震構造」「免震構造」
字からみてもわかると思いますが、
それぞれ地震に対する対策構造になります。
耐震構造・・・建物を頑強につくり、強い揺れにも対抗できる構造
制震構造・・・建物の内部に揺れを軽減する構造をつくり、揺れを抑える構造
免震構造・・・建物と地面の間に揺れを軽減する構造をつくり、揺れを抑える構造
ちなみに揺れ方は、耐震>制震>免震の順に小さくなります。
建築コストは、その逆になりますので、免震構造のマンションだと、価格が高い傾向にあります。
上司から聞いた話によると、免震マンションで寝ていた時、
震度5の地震があったとき、気付かなかったと言っていました。
それぐらい揺れが少なくなるみたいですね。
まとめ
- 「RC造」「SRC造」
- 「直接基礎」「杭基礎」
- 「乾式壁」「コンクリート壁」
- 「クッションフロア」
- 「耐震構造」「制震構造」「免震構造」
いかがでしたでしょうか。
今回は構造についてメインで紹介しました。
こういった用語を知ることで、
そのマンションの特性を知ることができますので、
購入するときの比較検討できる要素が増えると思います。
まだ他にもありますので、今回のようにテーマ別で、
少しでも皆様の参考になれるようなことを紹介していきたいと思います。
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